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包茎は「あるある」?包茎男性の割合やまさかの原因を解説

包茎の悩みをひとりで抱える男性は少なくありません。

親しい友人同士でも、「包茎に悩んでるんだけど君はどう?」なんて気軽に聞きにくいですよね。

日本人全体で見ると、包茎の割合は約7割と多めです。

当記事では、日本人の包茎の割合について詳しく解説していくため、ぜひチェックしてくださいね。

包茎の割合

では、包茎の割合を具体的な数字で見ていきましょう。

大学教授の調査

東海大学の小貫大輔教授は、「自身のふだんの見た目」について4,800名の男性にアンケート調査したそうです。

結果を集計すると、以下のような結果になりました。

  • 亀頭がすべて覆われている:約43%
  • 亀頭の一部だけ覆われている:約30%
  • 亀頭がすべて露出している:約22%
  • 手術によって包皮が切除されている:約4%

「亀頭がすべて覆われている」「亀頭の一部だけ覆われている」をトータルすると、73%。

包茎のタイプは違っても、半数以上の男性が包茎のようです。

教授は、この73%の包茎の方に対して「公衆浴場に入るときに皮をむいてから入るか」とも質問しました。

その結果「いつもむいてから入る」「ときどきむいてから入る」の回答が55%を占め、多くの方が「亀頭が露出しているのが普通」という理想と現実とのギャップに悩んでいることがわかりました。

日本全体での調査

日本全体で調査しても、やはり教授の調査と数値は似ています。

  • 亀頭のすべてもしくは一部が露出していない:約77%
  • 亀頭がすべて露出している:約22%

上記のような調査結果が公表されているので、やはり日本人の7割以上は包茎といえるでしょう。

さらに調査をすすめると、包茎の方のうち6割は仮性包茎ということも判明しました。

むけば“普通”の状態になれるものの、むかないと包茎のまま––––– 治すべきかどうか、悩み続ける男性は多そうです。

包茎は遺伝するってホント?

なぜ、日本人の男性に包茎が多いのでしょうか?

実は包茎には、遺伝的要素も強いといわれています。

そのため「包茎が遺伝する」というのは本当です。

包茎治療がおすすめの人

真性包茎や嵌頓(カントン)包茎は、手術で治すのが望ましいとされています。

しかし仮性包茎の方は、むけば“普通”になれるため手術を留まる方も少なくありません。

包茎のタイプは違っても、以下の項目に当てはまれば治療をおすすめします。

  • 包茎がコンプレックス:男性としての自信につながる部分なので、コンプレックスを抱えているなら解消するのが一番です。
  • 炎症が起こりやすい:亀頭が包皮に覆われていると、包皮の内側で雑菌が繁殖して炎症が起きることもあります。
  • においが気になる:包皮の内側は雑菌の温床になり、においが発生します。
  • 尿が飛び散る:包茎だと排尿にも支障をきたします。尿が飛び散っていると掃除も大変ですし、トイレの悪臭にもつながるでしょう。

包茎はまさに、「百害あって一利なし」ですね。

まとめ

日本人男性において、包茎に悩んでいる人は7割以上と非常に多いです。

口に出さないだけで、友人も同僚もひそかに悩んでいるかもしれませんね。

日常生活で不便がなくても、包皮の内側は不衛生なので治療するに越したことはありません。

日本では“あるある”の症状なので、恥ずかしがらず相談してみることをおすすめします。