デブに包茎が多いって本当なの？ダイエットと手術どちらを優先すべきか解説

「太っている人には包茎が多い」という話を聞いたことのある人は多いのではないでしょうか。

実際に男性器が普通の状態でも、太ることで後天的に包茎になるケースがあります。

本記事では、太っている人に包茎が多い3つの理由と改善にダイエットと手術どちらが良いのかを解説します。

自分が太っている包茎で手術を受けようか迷っている人は、ぜひ最後までご覧ください。

デブに包茎が多い3つの理由

デブに包茎が多いと言われることには、いくつかの理由があります。

自分の体型に気を使い、生活習慣を見直して後天的な包茎を改善しましょう。

太ることで恥骨周辺や下腹部に脂肪が蓄積すると、男性器が埋もれて半分程度の大きさに見えてしまいます。

下腹部に脂肪が増えることで、男性器の包皮が押し出されて包茎のような見た目になる傾向があるため注意が必要です。

ただ、太ったことによる包茎は、本当の包茎とは言えないため、身体を元の状態に戻すことで改善が見込めます。

男性器は、恥骨に付着している陰茎堤靭帯（いんけいていじんたい）という靭帯によって支えられているため、太って下腹部に脂肪が蓄積すると靭帯に大きな負担がかかります。

脂肪が蓄積して負荷がかかり続けると、靭帯が緩んで男性器の位置が下がって体内に引っ込んでしまうケースがあるのです。

また、長期間にわたって靭帯に負荷がかかると自然治癒では治らない可能性があるため、早めに医師へ相談しましょう。

糖尿病が進行すると皮膚がもろくなっていき、包皮の炎症が発生する可能性があります。

糖尿病によって体内の血糖値が高い状態が続くと、包皮口に切れ痔が生じやすくなったり、皮膚炎で包皮が硬化して開口部が狭くなったりするのです。

糖尿病性包茎と呼ばれており、糖尿病の合併症でもあるため、包茎になるだけでなく健康を損なうことにもつながります。

糖尿病の状態では、包茎手術を断るクリニックも多いため、生活習慣の乱れには注意しましょう。

太ったことによって包茎になった場合は、まずは手術よりもダイエットに力を入れましょう。

仮に手術で包茎を治したとしても、太ったままでは同じ状況を繰り返す可能性があるからです。

また、太った状態の改善は、包茎だけでなく生活習慣病の予防にもつながります。

健康のためにも、手術を選択する前にダイエットを試みましょう。

ただし、長期間太って包茎の状態が続くと手術でないと改善が見込めなくなるため、不安な人は一度クリニックの担当医に相談してみてください。

包茎は、太ることで脂肪に男性器が隠れたり、包皮が押し出されたりして、後天的になる可能性がある症状です。

過去に普通だった男性器が包茎になった人は蓄積した脂肪が原因の可能性があるため、改善手術よりもダイエットを試みましょう。

ダイエットを成功させるためにも生活習慣を改めて、かつての男性器を取り戻してください。